ナビオ株式会社は、パワーエレクトロニクス技術と組み込み型マイコン技術を主に培って来ました。こうした技術 を商品開発に生かし誘導加熱機、金属溶解炉、Xeガス放電管を利用したストロボフラッシュや信号灯、バックアッ プ電源等の製品を商品化し様々なお客様にご使用いただいております。
これら培ってきた保有技術を活かし、お客様のご希望に特化した製品の開発や設計を行っております。
※ご紹介できない部分もありますので、詳しくお知りになりたい場合はお気軽にご連絡ください。
誘導加熱
我が社の誘導加熱機は、高信頼性と安価を特長にしております。メーターや温度調節器などは基本的に搭載しておりません。しかしシーケンサ(プログラマブルコントローラ)や温度調節器、タイマー等とのインターフェースは標準で備えております。顧客様の要望によりメーターや温度調節器を取り付けた誘導加熱機も販売しております。特に焼きバメはお薦めします。圧倒的なラインの省力化をお約束できます。そんなことができますか?と言われるような所に使用されている方が多いです。エポキシ樹脂の加熱接着で大きな省力化をした例や、特殊な銀ロウ付けでパート社員がベテラン社員より見事な溶接をしたり、塗装の手助けをしたり、またホットメルト材で瞬間接着をしたりとその用途は大変広いのでご相談下さい。誘導加熱は、いろいろな表現をされますが、IH(Induction Heating)、高周波誘導加熱、電磁誘導加熱、は同じです。家庭では電磁調理器も同じ仲間です。誘導加熱は、主として金属を加熱します。それも加熱する金属の内部に電流を流しその金属が持っている電気抵抗により発熱させます。
しかしこれとは別に誘電加熱と言われる加熱方法が有ります。これは高い周波数の電磁波を使用して、水や食品などを内部から直接加熱します。家庭では電子レンジが良く使用されております。誘電加熱機は我が社は生産しておりません。
溶解炉
黒鉛るつぼ等の表面に密着させたヒーターで主としてアルミニウム合金を溶解する溶解炉を商品化しております。 通常こうした用途で電気式の溶解炉は、保持炉と呼ばれヒーターと黒鉛るつぼの間に空気による絶縁を施し使用しております。しかし当社では直接加工し熱効率を高く保ちながら高周波を利用することで小型の絶縁トランスにより漏電しない設計になっております。今後、更に改良を重ね便利にそして長寿命、省エネ等に優れた製品に育てて参ります。
Xeガス放電管発光技術(高圧電源技術)
写真を撮影する時良く使用されておりますストロボフラッシュと同じですが、産業用の信号灯などに使用される物は、その明るさや、配光、発光回数等、チューブの製作や発光電流波形等を工夫して長寿命で明るい製品作りをしております。
その他
SCiB利用技術
東芝製リチウムイオン電池SCiBの充放電管理システム技術を保有しています。充放電回数10000回以上(電池定格容量80%保持)、急速充電性能、キャパシタ並みの入出力密度、−30℃の低温動作が可能なSCiBを利用して様々なアプリケーション応用が可能です。
リフティングマグネット制御盤
コンピュータとIGBT等の半導体を使用した、省エネ型リフティングマグネット制御盤を製造しております。この特長は解放時にマグネットのインダクタンスにより発生した電力を大型コンデンサに一時蓄えて次に着磁する時にそのエネルギーを使用する方法で、着磁が早くて省エネでよく考えられた製品です。くず鉄をマグネットから落とす時もNとSを交互に切り替えて早く落とすように工夫しております。
組込みシステム用リアルタイムOS
装置開発に必要な技術の一つとして組込みシステム用リアルタイムOSの利用があります。弊社では1989年にNavios/68Kと命名したITRON仕様に準拠した組込みシステム用リアルタイムOSを開発しました。